暑い日は、読書に限るの巻

とにかく出かけると暑いので、できるだけ家の中にじっとして、
扇風機の風に吹かれながら、本をあれこれ読んでいる。
とにかく暑いので、読んだ内容すら忘れて、記憶の彼方に飛んでしまった本もある。
「ほげらばり」小林聡美著(幻冬舎文庫)
       同僚がとにかく面白いからと、くれた。
       小林聡美ご一行様(3人)のメキシコ旅行記。
       文章にテンポがあって、情景を想像すると愉快、愉快。気張らない1冊。

「今日はぐっすり眠りたい。」細川貂々著(幻冬舎文庫)
              心地よい眠りとすっきりした目覚めを求めて
              試した快眠方法の数々の紹介。
              8コマ漫画&イラストエッセイ。
              内容は私には関係ないのだけど、漫画や方法が面白かった。
              この本は、フリーマーケットで30円で購入した。

「床下の小人たち」メアリー・ノートン著(岩波少年文庫)
         「アリエッティ」を見るならば、やはり原作をと思い、読んだ。
         原作だけだと、その世界を想像するのが難しいのだが、
         映画を見ると、原作を映画に翻訳するジブリの力に脱帽。
         実は、今も本棚に小学生の頃に買ってもらったノートンの
         「魔法のベッド南の島へ」と「魔法のベッド過去の国へ」があって、
         そっちも是非アニメ化してほしいのだった。

「スタンド・バイ・ミー」小路幸也著(集英社文庫)
            東京バンドワゴンシリーズ第3弾。
            東京の下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」の大家族に
            またまた事件勃発。このシリーズを読むたびに
            大家族っていいなと思う。単行本はもう第5弾に  
            なっているらしく、続きが楽しみ。

「とむらう女」ロレッタ・エルスワース著(作品社)
       開墾時代のアメリカ版「おくりびと」。
       特別な女性だけが踏襲できる儀式。
       はじめは反発していた叔母の仕事だが、手伝いをするうちに
       心が打ち解け、その仕事を踏襲することになる少女の心の成長。
       大人の女性に読んでほしい。

今日はここまで。
本とは関係ないけど、人生、いろんなことがある。
今日は、すごいことがあった。そういう日もある、ってこと。
by barnes_and_noble | 2010-08-03 23:10 | | Comments(4)
Commented by amamori120 at 2010-08-04 22:57
小林さん  旦那の影響があるのかないのか、 面白いエッセイを書きますね ♪
Commented by riviere7341 at 2010-08-05 13:31
たくさん読んでたくさん鑑賞↓していますね!
すごいなぁ~
「床下の小人たち」は好きな児童書の1つです
原作は挿絵が不気味で気持ち悪いというひともいますが…
この本に目を付けた宮崎さんはさすが現代をよく観察していらっしゃる
Commented by barnes_and_noble at 2010-08-07 17:24
>amamoriさん、淡々としているところが好きです。なんのしがらみにもしばられていないような感じも好きです♪
Commented by barnes_and_noble at 2010-08-07 17:35
>riviereさん、今や、暑さに負け、ぐうたら過ごしています。確かに挿絵は好みがわかれるところだと思いますが、宮崎さんの手にかかると、万人受けするアリエッティに早変わり〜。楽しめました。
話は変わって、最近は講談社の「ふってきました」という絵本が気に入って、読み聞かせによく使っています。
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