「少女イス」ジョーン・エイキン著(冨山房)
久々に児童文学を楽しんだ。主人公イスだけに都合良くできている感はあるけれど。 この手の物語には、いつも「希望」がある。最初がどん底であっても、 手を差し伸べてくれ、共にこれからを歩んでいこうとする大人達の姿が嬉しい。 「女子の古本屋」岡崎武志著(筑摩書房) 「好き」を仕事にした個性は13人の古本屋女性店主たちの物語。 行ってみたいのは仙台の「火星の森」。 この本、県庁所在地の盛岡の図書館にはなくて、一関の図書館から借りて読んだ。 「おしまいのデート」瀬尾まいこ著(集英社) デートするのは恋人だけとは限らない。 恩師と、学校では接点のない友人と、拾い犬を介して、恋人の子どもとなど そこに存在するのは「心の交流」。 大好きな瀬尾まいこワールドが広がって、幸せな気持ちになった。 「1日が見えてラクになる!時間管理術」池田暁子著(メディアファクトリー) 自分の時間の使い方を書き出してみて、24時間を上手に使う工夫。 作者がイラストレーターなので、見やすい構成になっている。 「目うろこ言葉」勝間和代・上大岡トメ著(朝日新書) 勝間和代が「これは!」と思った言葉を上大岡トメのイラストで 内容がよく伝わるように著わしてある。イラストで助けられた面が多くて、 文章だけだったら、読み終えられなかったと思う。 「3652」伊坂幸太郎著(新潮社) 伊坂幸太郎のエッセー集。自分の本についてや作品の背景になったエピソードに ついてのエッセーで、下の欄には、そのエッセーを書いたときの解説も 書かれているのが、面白かった。「1Q84」のもじりかと思ったら、 そうではなく、「1年365日×10年+うるう年にあたる2日」のことだった。 つまりここ10年の伊坂幸太郎のエッセーってこと。 絵本「こりすのはつなめ」芦田こう介(ひさかたチャイルド) 「おおきくなるっていうことは」中川ひろたか(童心社) 「ハンダのびっくりプレゼント」アイリーン・ブラウン(光村教育図書) 「トイレにいっていいですか」寺村輝夫(あかね書房) 「はなをくんくん」ルース・クラウス 「いいから いいから」長谷川義史
by barnes_and_noble
| 2011-06-11 11:19
| 本
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Comments(2)
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amamori120 at 2011-06-11 22:30
相変わらずの読書家ですね♪
伊坂幸太郎サン 1冊きり読んでませんが、このエッセイ面白そう♪
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barnes_and_noble at 2011-06-12 14:52
>amamoriさん、いえいえ、伊坂幸太郎さんの作品は苦手でも、「3652」だと、安心して読めます(?!)。この夏には有川浩さんワールドに浸りたいと思ってます。
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