原田マハ『アノニム』

私の今年の夏の1冊は『アノニム』原田マハ著(角川書店)。
ジャクソン・ポロックの作品をめぐる物語。
『ジヴェルニーの食卓』や『デトロイト美術館の奇跡』とは全く趣が違う。

美術品のオークション、修復、建築などに関わるスペシャリストたちが
本物の美術品をあるべき場所に戻すプロジェクト。
彼らに見いだされ、後に自分の道に進む一人の難読症の高校生。

スリルの連続で、映画を観ているような感覚。
読むのには時間がかかる厚さだが、「読み応え」あり。
母の病院の待ち時間に読んだが、時間を忘れ、会計で名を呼ばれた時は、
「もっと待っててもいい」と思ったほど。

アノニムのメンバーを確認するのに、何度も最初の紹介ページに戻らなければならなかったのが残念。
できれば、アノニムのメンバーをしおりにしてつけていただければ、と思った。


by barnes_and_noble | 2017-08-07 10:58 | | Comments(0)
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