義父の死

家族のいろいろな予定を知っていたかのように
義父は逝った。
自分の葬式の時に流してほしい曲のこと、
参列した人に持ち帰ってほしい本のこと、
自分の死亡広告のひな型まで、何年も前に準備していた義父。

通夜の会場には、書き溜めていた風景画や
川柳を詠んだ色紙が飾られ、
子どもたちは義父の意思に添う葬儀をしようと強力している。

さて、明日は火葬と葬式と法事。
生きている私たちができる最後の仕事。


by barnes_and_noble | 2017-09-27 00:32 | モノローグ | Comments(0)
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