2週間

自分が被災の当事者だったら、虚無感に襲われ、ぼうっとして過ごしているに違いない。
でも、被災地の人達の方は悲しみを抱えながらも、現状を乗り越えようとしている。
あの地震から2週間、手作りの卒業式、仮設住宅の建設、合格発表、ボランティア活動etc...
さまざまなことに区切りをつけて、さまざまなことが始まっている。

あの時は、何にどこから手をつけていいのか、わからなかった。
気持ちを前に向けるのに、1週間では足りなかった。
でも、2週間たった今、復興の兆しが見えて来たように思う。

今まで、PCに来なかったメールが、今日、解禁されたかのように5通来ていた。
家計調査員から、震災以降中断していた家計調査を始めるよう、電話があった。
震災前に直しを頼んでいたコートを宅急便で送りますと、デパートから電話が来た。
外では雪が舞っていたけど、全て自粛する生活から抜け出して、
新たな季節に向かっていこうとする兆しが見えた今日という日だった。
by barnes_and_noble | 2011-03-26 22:59 | モノローグ | Comments(2)
Commented by my-shop at 2011-03-27 14:38
barnes_and_nobleさんにとっての復興も、はじまりつつあるんですね。嬉しいです!
昨夜TVのニュースで自衛隊の目ざましい活躍によって津波でさらわれた荒れ地に新しい道路が誕生しつつある様を拝見したばかりです。
すばらしい働きぶりに感動しました。
余震もありまだまだ大変な日が続くでしょうが、必ず春は来ると信じます。

下の詩、こころに響きますよね。ACのこのCMが流れる度にこころが温かくなってました。
私も読みたいので図書館で探してみようと思ってます。
Commented by barnes_and_noble at 2011-03-28 23:00
>my-shopさん、被災者の方々の前に進もうとする姿勢、そして、それを援護射撃する人々の姿は、お手本になりますね。今日は、珍しくテレビのない2階にこもってCDを聞きながら片付け物をしました。春よ,来い、みんなのところへ。
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