爆弾低気圧なんてなかった

各地にその爪痕を残した「爆弾低気圧」。
昔はそんな言葉、なかった。

秋には「台風」が来て、天気予報では台風の目の場所を教えてくれる。
大人は来るべき台風に備えて、雨戸を閉め、ローソクの準備をし、
子どもは、いつもとは少し違った大人の様子に
それなりの過ごし方を考える。

それが今はというと、低気圧に「爆弾」などと物騒な名前がつき、
歩く人を吹き飛ばし、道路には水があふれ、
電柱をなぎ倒し、なにもかもが激しすぎる。
「風情」といったものがない。
寂しい限り。

言葉も自然もどんどん過激になっていくのが、残念でたまらない今日このごろ。



by barnes_and_noble | 2015-10-02 23:25 | モノローグ | Comments(0)
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