湊かなえ『山女日記』を読む

湊かなえというと、サスペンスというイメージが私の中にはあるが、
今回読んだ『山女日記』(幻冬舎、2014年)はそれとは趣を異にしている。
なんらかのきっかけで、女性が山に登る短編小説になっているのだが、
7つの話は、どこかで少しずつつながっている。
書名の「山女日記」は、その中に出てくる、山を登る女性のサイト。
「山女日記」で紹介された帽子?とか
「山女日記」に書いてあった、という件が出てくる。
毎日ではなくて、週に1回見るとかそういう程度のサイト。

視点の違いで、全く違った世界が見え、どの話にも希望があって、
湊かなえの新たな一面が心地よかった。


by barnes_and_noble | 2016-09-23 11:54 | | Comments(2)
Commented by norlie at 2016-09-24 16:55
こんにちは!お久しぶりです。
山女日記、barnesさんの記事を読んで、面白そうだなあと思って買ってきました。
私も時々山に登るし、なんとなく考え事をしながら旅に出ることもあるので、そういう心情と重なるような気がして興味を惹かれました。
湊かなえさんって私もサスペンスのイメージでしたが、こんな本も書かれるのですね。
よいご本の紹介、ありがとうございました!
Commented by barnes_and_noble at 2016-09-25 07:01
>norlieさん、お久しぶりです。山に登られることがあるのなら、登場人物たちの心情が一層理解でき、楽しめると思います。読んでよかったなと思ってもらえる1冊になりますように。
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