秋の気配と『未来』湊かなえ著

「秋の気配」がする。
ここ数日、とても悲しいことがあって、
そして、8年前にも「秋の気配」の感じられる頃、悲しいことがあったなあと
涼しい風に吹かれて思い出す。

やることがあって、できる時はいい。
悲しいことを少し忘れられるから。
でも、できない時は、ぼーっとテレビを見る。
ほんとにぼーっと。
恐ろしいくらいだ。
その後、我に返り、購入していた湊かなえの『未来』を一気にむさぼり読む。
厚さが柚月裕子の『盤上の向日葵』くらいあるやつ。
そうしたら、読後感がよくなくて、読んだことを後悔。
こんなことって、ある?

仕事帰りにローソンに寄った。
100円のホットコーヒーを買うために。
今日は誰かにコーヒーを手渡してほしかったのだ。
そんな1日の終わり。


by barnes_and_noble | 2018-09-01 22:50 | モノローグ | Comments(2)
Commented by リーサ at 2018-09-02 16:13 x
大変、お久しぶりです。
「今日は誰かにコーヒーを手渡してほしかったのだ。」
静かに、グッときました。
Commented by barnes_and_noble at 2018-09-03 21:57
>リーサさん、お久しぶりです。同じ頃に涼しい風に吹かれていたんですね。今の悲しみも少しずつ癒えるのでしょうか。コメント、ありがとうございました。ちょっと元気出ました。
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